【ボートレース桐生】吉村誠「Ｓ集中して今度こそ！」敗戦を糧に気力を燃やす

選手紹介　吉村誠

ボートレース桐生の「第２回清酒赤城山　近藤酒造杯」は１４日、５日目を終了しました。

そして、１５日＝６日目に行われる準優勝戦３番勝負に進出するベスト１８が決まりました。　

５日目の「準優進出戦」は波乱が続出。

１号艇勢では唯一、１１Ｒの坂元浩仁（３５＝愛知）だけが逃げに成功し、予選トップ通過の貫禄を見せつける形となりました。

Ｖ戦線はこの坂元が他をリードしていますが、以下は大混戦です。　

そんな状況下で〝打倒・坂元〟への期待が高まってきたのが吉村誠（３１＝静岡）です。エンジン気配が良く、気力も充実一途で、注目に値する存在となりました。　

５日目の準優進出戦８Ｒは「スタートはゼロ台だったけど、質が良くなかった。１Ｍ（ハンドルの）切りシロもなかったし。」と２コースから３着に甘んじる結果となったものの、展開のアヤもあっただけに悲観は全くありません。　

それどころか「回り足を中心に、レース足がいい。追い上げが利きますね。」と足がすこぶるいいだけに、悔しがるどころか、この敗戦をきっかけに、さらにやる気に火が点いたようです。　

相棒の４７号機は前節こそ下位級だったが、持ち前の調整力で上位にヒケを取らないレベルにまで底上げしました。

その自信があるだけに、６日目の準優勝戦９Ｒは〝アタマ〟を狙う気構えで「ピット離れからいいし、回り足系だけど、伸びも悪くない。Ｓ集中して今度こそ！」と拳を強く握って見せました。

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